2021-03-19 第204回国会 衆議院 外務委員会 第4号
費用項目で比べると、日本は米軍の施設整備費、従業員労務費、光水熱費を負担していますけれども、韓国は光水熱費を払っていませんし、ドイツ、イタリアを含めたNATOはその全てについて米軍負担となっていますので、こういったことを交渉にやはり反映させていくべきだと思うんですね。
費用項目で比べると、日本は米軍の施設整備費、従業員労務費、光水熱費を負担していますけれども、韓国は光水熱費を払っていませんし、ドイツ、イタリアを含めたNATOはその全てについて米軍負担となっていますので、こういったことを交渉にやはり反映させていくべきだと思うんですね。
特にこの中で、平成三年ですか、結ばれました協定の中にございます一条の人件費、基本給というんでしょうか従業員労務費の基本給、それから在日米軍の光熱水料というところにだけ焦点を絞ってお話をさせていただきたいと思いますが、この協定の中にあります「全部又は一部」という言葉の意味ですが、これは一条あるいは二条にございますこの項目の全部という意味なのか、費用の全部または一部という意味なのか、この解釈を教えてください
一九八八年度は、今回の特別協定の改定で日本人従業員の八つの手当を加えると日本人基地従業員労務費の五一%にもなり、在日米軍の軍事施設建設費の日本側負担は九七%となっています。総理、在日米軍基地従業員の本給負担や、それに伴う地位協定の改定は今考えていないと言っていますけれども、将来ともやらないと明確にしていただきたいのであります。
それから、基地対策の推進でございますが、これにつきましては住宅防音工事の助成に重点を置きまして、基地周辺地域の生活環境の整備を図ることにしておりますとともに、日米安全保障体制の円滑な運営に資するため、引き続き基地従業員労務費の一部負担、提供施設の整備の充実を図ることといたしております。
同時に、この従業員労務費の負担につきましても、ある程度これはふやす措置がとられなければ、私はこの数字等を見ますとまだまだ十分ではないなという感じがしておるわけでございまして、このことにつきまして防衛庁長官のお考えを承っておきたいと思います。
在日米軍の駐留経費につきましては、五十三年及び五十四年以降、在日米軍の従業員労務費の一部を負担してきております。これがいわゆる思いやりでございますけれども、さらにまた在日米軍の隊舎とか宿舎の新築、改築等を含めまして在日米軍の施設整備、これにつきましても思いやりということでときどきくくられておりますけれども、というその二つを実施してきておるということでございます。
在日米軍の基地従業員労務費については、日米地位協定の解釈上米軍負担とされていることは明らかでございます。五十三年、当時の金丸防衛庁長官がいわゆる思いやり予算として労務費の一部である社会保険料を日本側が負担することといたしました。当時これは拡大解釈ではないかと論議を呼んだところでありますが、一応ここまでが限度であるというのが当時の政府の見解でございました。